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⚾108校球児“熱い夏”誓う 全国高校野球静岡大会開幕 少人数チームも意気込み

 第105回全国高校野球選手権記念静岡大会の開会式が2日、草薙球場で行われた。前年覇者の日大三島を先頭に、108校107チームが中部、西部、東部の順に行進した。選手宣誓を務めた沼津工の中山真聖主将は、一言一言をかみしめるように言葉をつむぎ、堂々と大役を果たした。伊東、伊東城ケ崎分校、伊東商が統合した伊豆伊東は現校名での初出場となる。静岡の前監督として、春夏通算7度の甲子園に導いた栗林俊輔氏(県教委)が育成功労賞、県高野連の竹中和夫審判部長が都道府県功労者に選ばれ、表彰された。1回戦は8日から県内10球場で始まり、順調に日程が進めば29日に決勝が行われる。

開会式で整列する各校の選手=2日午後、静岡市駿河区の草薙球場(写真部・杉山英一)
開会式で整列する各校の選手=2日午後、静岡市駿河区の草薙球場(写真部・杉山英一)
開会式で入場行進する各校の選手ら=草薙球場(写真部・杉山英一)
開会式で入場行進する各校の選手ら=草薙球場(写真部・杉山英一)
開会式で入場行進する各校の選手ら=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
開会式で入場行進する各校の選手ら=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
入場行進する前年度優勝校の日大三島ナイン=2日午後、静岡市駿河区の草薙球場(写真部・宮崎隆男)
入場行進する前年度優勝校の日大三島ナイン=2日午後、静岡市駿河区の草薙球場(写真部・宮崎隆男)
開会式で整列する各校の選手=2日午後、静岡市駿河区の草薙球場(写真部・杉山英一)
開会式で入場行進する各校の選手ら=草薙球場(写真部・杉山英一)
開会式で入場行進する各校の選手ら=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
入場行進する前年度優勝校の日大三島ナイン=2日午後、静岡市駿河区の草薙球場(写真部・宮崎隆男)


 夏の初優勝を狙う第1シード加藤学園の太田主将は「やっとここまできたとワクワクしている。ベンチ入りできなかった3年生のためにも絶対に勝つ気持ちで挑みたい」と表情を引き締める。連覇に標準を合わせる第2シード日大三島の永野主将は「(返還した優勝旗を)また最後に持って帰れるように頑張りたい。チームは良い状態になってきているので、あとはやるだけ」と気合をみなぎらせている。
 今春選抜出場の常葉大菊川も、目指すは頂点のみと平出主将。「試合までまだ時間はあるが、いよいよ始まるなという感じ。一戦一戦に気持ちを入れて戦っていきたい」と前を見据えた。
 少人数で臨むチームも、初戦へ向け闘志を燃やしている。合同チームで出場する熱海・佐久間の日吉主将は「仲間とずっと一緒に練習してきた。最後まで全力で頑張り、1勝したい」と意気込んだ。裾野は新たに1年生4人が入部し、部員は12人になった。「(単独で出場でき)1年生に感謝している。何があっても諦めず、やってきたことを発揮したい」と津田主将。力を合わせ、初戦突破を狙う。

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